平井さんと浜岡住民との対話(15)

この対話について

原発が安全だっら、ヨウ素剤を置くなー

住民  それに付随して、ヨウ素剤の配付というようなこと を聞いたんですが、科学技術庁の返事ではあまりはっきり したものはなかったです。それで相良町の役場へ聞いたと ころ、二八万五千錠確保してあると。恐らくその勘定から すると、浜岡町では五〇万錠くらいは役場の倉庫にあると 思うのですけど。それを公表しろと言うのですけれど、区 長にも町会議員にもぜんぜんその所在を明かさないんです。

 「なぜ、明かさないか」と言ったら、「県から指示がこ ないから明かさない」と。「いったん、何かあった時に困 るじゃないか」と言ったら、「いや、県の係官が現場へと んできて指導する」と。総務課の係長がいうのだから間違 いないです。

 たまたま昨日、NHKテレビで、朝の七時のニュースで 言いましたけど、それの飲み方の説明書を外国人にも分か るように各町村へ配付しますと。でも、相良町の役場では そういう発表すらない。一般の方は役場にあることも知ら ない。

平井  それが問題なんですよ。私がいつも言うのは、原発 が安全だというんだったら、ヨウ素剤を置くなー言うんで すよ。ヨウ素剤を置くいうことは、事故が起きるから置い ているんだから。

 日本は置いてあるんだけど隠すんですね。それを渡すと パニックが起きるからって。パニックが起きるわけはない んですよ。これは原発が稼働している自治体なんかはみん なヨウ素剤を置いとります。でも、今いうように、一生懸 命隠して置いとるのね。事故が起きた時に、だれがそこま で取りに行くんだという。だからそういうところも見直し をやらなきゃダメなんですよね。

住民  結局、地域の方が要求する以外に、変えて行く方法 はないですね。地元の役場に行って、どうだと言っていけ ば、返事をせざるを得ないけど、向こうからは知らせちゃ くれない、こういうことです。 平井  だからまず最初に、この浜岡役場の議会でそれを やるということですね。議会が全部条例を作って公表して 、どこに置くか、個人の家庭に置くか、その辺からやって いかないと。

 日本の場合は、中央省庁というのは縄張り意識がひどい でしょう。原発の防災について、国土庁がある程度握って いるんですよ。だから科学技術庁はオレは知らねーよと言 ってみたり。

○住民  知らないって!
   

原子力発電がなくても暮らせる社会をつくる国民会議
http://members.at.infoseek.co.jp/genpatsu_shinsai/

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